法人設立

創業支援制度を活用して法人設立!登録免許税が半額になった私の体験談

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会社員を辞めて半年ほど経った頃、
東京から2時間半の地方に引っ越してきて
知り合いも友達もいない状況でした。

「また会社員になるのは嫌だな」

そんな思いから、
自分でなにかビジネスができないか
いろいろ情報収集をしている中で
偶然見つけたのが
地元の自治体主催の女性起業塾でした。

義姉が
「市役所主催の信頼できる団体だよ」
と教えてくれたのもあって、
無料だし、と気軽に参加を決めました。

「地元の知り合いができたらいいな」
「そこで自分のビジネスのヒントが見つかればいいな」

正直、そのくらいの軽い気持ちでした。

知らずに受けていた「特定創業支援等事業」

この起業塾、
実は国の「特定創業支援等事業」
として認定されていたのですが、
当時の私は全く意識していませんでした。

たしかに講座の最終日に
日本政策金融公庫の方が
説明に来ていたのですが、
まったく自分事として
受け取れていなかったんです。

でも後から知ったのは、
この制度を受けていると──

  • 法人設立時の登録免許税が半額になる
  • 日本制作金融公庫の融資の保証枠が広がる
  • 小規模事業者持続化補助金の上限額が引き上げられる

など、
起業時にかなり役立つメリット
あったということ。

補助金申請で使えず、悔しい思いをした

それを痛感したのは、
個人事業主として
小規模事業者持続化補助金
に挑戦したときです。

この起業塾の修了証明があれば、
補助金の上限額が
50万円から200万円に増える

と知って大喜び!

ところが実際には、
証明書の発行に時間がかかり、
補助金の申請〆切に間に合わず…。

「あと一歩だったのに!」と
悔しくて仕方がありませんでした。

そのときに思ったんです。

もし法人化することがあれば、
必ずこの制度を活かそう
、と。

法人設立でやっと制度を活用できた!

そして迎えた法人設立。

株式会社を作る場合、
登録免許税は15万円。

それがこの制度のおかげで
半額の7万5千円になりました。

この差額は大きく、
私が税理士さんに法人設立の手続きを
依頼する費用とちょうどトントン。

「無料の起業塾の修了証書が、
こんなに役立つなんて!」

と心底思いました。

あやうく断捨離で捨てるところだった
修了証書。

とっておいて本当に良かった…笑

講座で得た学びは、制度以上のものだった

起業塾の講座の内容自体は、
長年会社でマーケティングを
担当してきた私にとって
新しいものは少なかったのが
正直なところ。

でも自治体が主催する無料の講座に
多くを求めるつもりはなかったので
そこはまったく問題ありません。

それより驚いたのは、
自分の力で稼ぎ、
自営業として生きている人が
こんなにいるんだ

という事実でした。

20年間会社勤めをしてきた
私の周りには
会社員の知り合いしかいませんでした。

だから、
彼女たちのたくましい姿に
本当に刺激を受けたんです。

一方で、向こうからすると
プレゼン資料をすらすらまとめる
私の様子に驚いていて。

「人それぞれ強みが違うんだな」
と実感したこの経験も、
私がキャリア支援のビジネスを
始めたきっかけかもしれません。

ちなみに、このご縁から
翌年には起業塾の事務局を請け負ったり
自営業者向けのビジネスマナー講座を
開いたりする仕事につながったのも
大きな財産です。

創業支援制度には“5年以内”の期限がある

ところで、
この創業支援制度には
「5年以内に使う」
という期限があります。

つまり、講座受講から
5年を過ぎてしまうと
法人設立時の優遇は受けられません。

私はそれをなんとなく知っていたので
「法人にするなら
 2026年(5年目)がリミットだな」

と思って、
心の準備をしていました。

結局はいろいろあって
1年前倒しの2025年になったのですが⋯。

5年の期限は、私にとって覚悟の区切り

振り返ると、
この「5年縛り」は制度以上に、
自分にとってビジネスの方向性や
覚悟を決める期限に
なっていた気がします。

5年の間に法人化しなければ
この先もきっとしない。

そう思うと、
この制度の「5年」という区切りは
起業する人にとって
一つの大切なタイムラインに
なるのかもしれません。

これから起業する人へのアドバイス

制度を知っているかどうかで、
起業のスタートラインは
大きく変わります。

ただ、こうした創業支援制度は
SNSや広告ではまず見つかりません。

地元の自治体のホームページや
市報をこまめにチェックすること

をおすすめします。

地味な情報の中に、
思いがけず大きなチャンスが
隠れているからです。

私は知っていて得したこともあれば、
知らずに損したこともありました。

でもその両方があったからこそ、
制度のありがたみを
実感できたと思っています。

そして今振り返ると、
制度のメリット以上に、
5年という期限が
決断の後押しになった
かもしれません。

これから起業する方には、
ぜひ一度、地元の創業支援制度
調べてみてほしいと思います。

「知らなかった」
「気づいたら期限切れだった」

と後悔しないために。

次回は、法人化して最初に直面した
銀行口座とクレジットカード選び
について書こうと思います。

実はここにも、
予想外の落とし穴がありました…!

また読みに来てくださいね。

←前回までのお話
法人化にかかったお金の話。私の場合。
法人化にかかったお金の話。私の場合。
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